2024/01/21 PERFECT DAYS

映画『PERFECT DAYS』を見ました。

 

結論を言うと役所広司三浦友和がイチャイチャする映画です。

 

主人公の平山みたいになんだかんだありつつも生活の中心を自分の時間軸で生きるのって憧れだよなあと思いつつ、同時にそのフィクション性というか、こんなんありえるか?というのも感じた。今の社会でありえる?みたいな。

だからこそこうやって描くことに意味があるんだろうけども。

毎週古本屋で文庫本買って読むなんて最高。

好きなカセットテープを何回もカーステで聞くなんて最高。

ほとんど人と関わらず、自分のこだわりのままできて、納得できる仕事最高だし、毎日明日の仕事に絶望しないでいれるなんて最高。 

 

ひとつのロマンである。

 

でも、自分がこんな生活したら淋しさとか感じるし、世間への引け目とか感じるんだろうなあ。

全然そんな必要ないんはずなんだけど。自分の偏見というか、考え方の偏りです。

 

でもやっぱり自分の時間軸で、自分の世界観でそれだけでミニマルな場所で生きていけるのはいいよねえ。

毎日無駄にせず成長しなきゃとか思っちゃうそういう思考じゃなくて、自分の好きな時間を味わえて日々を納得できればそうじゃなくてもいいんでないかいと思える。そんな生き方がしたいです。

 

そう思って、自分がやってみると毎日ハイボール飲みながら、YouTube見て、朝起きるのだるいっていう、今と変わらん生活になってしまいそう。

 

 

 

PERFECT DAYS

PERFECT DAYS - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

2024/1/20 lights at dusk

Lo-fi chillっぽいものを作ろうと思った。エモいトラックでちょっと注目されたいなという下心。

もっとセンチメンタルなものができるのを想像していたが、できたらどことなくアンニュイで暗めの雰囲気になった。

on.soundcloud.com



2024/1/8 一人でいたい

訳あって、仕事を2ヶ月弱休んでいたが、間も無く復帰。

それを前に憂鬱になっているこの頃。

休み自体は、自分を見つめ直すいい休みだったなあ。

楽しかったなあ。もう仕事辞めなければこんな休みも取れないんだろうなあ。

毎年、このくらいのバカンスがあれば、もっとゆとり持って働けるだろうなあ。

実際にそうしている人もいるのかもしれない。人生でそれを選べなかったのが辛い。

とりあえず現状打破するために頑張る。仕事を続けるためじゃなくて、仕事を辞めるために。

 

強引な2元論はあんまり良くないと思うけど、やっぱり性格に外交的、内向的ってあって、外交的な人によって世の中は回っているんだなあと思う。

自分は、とっさの時に、意見が言えないし、言えないだけでなく意見が何もないこともある。別に抑圧されてきたわけじゃないのに。やりたいとか、したくないという意見も言えない。

コミュニケーションが前提の多くの仕事は外交的な人がいるから回っていくんだと思う。内向的な人はそういうとこで自分の身を置いているだけで無理していると思う。

ただただ、一人でいたい。

あらためてそれに気づく休みだった。



 

aft.le.nil

日頃、曲を作っています。

 

散歩したりするときにひたれる曲を作りたい。

綺麗なんだけど、それだけじゃなくフックのある曲を作りたい。

綺麗さと歪さが混ざり合う曲が作りたい。とか思っています。

新しくできた曲です。

 

akaite/aft.le.nil



2023/12/28生きづらい

なにおれさんという人の「生きづらい人のためのシリーズ」の本を読んでいる。現在1ー5巻まで既刊。

この本の中で、一体生きづらさがなんなのかっていうことを的確に言語化していることに感銘を受けた。

「自分の属するコミュニティを自由に選べないときに生まれる」

生きていくためには金がなくちゃいけない。金を稼ぐには働かなくちゃいけない。この仕事嫌だけど、だから辞められないよね。という選択肢がないと思ってしまっていることが生きづらさの根本と。

そして内向的な人ほど、この生きづらさを感じやすいと

まじでそう。

いや、まじでそう。

コミュニケーションが必須の仕事で、内向的な自分がなんでこの仕事選んでしまったかなあといつも思う。多少、要領は良いのでなんとなく適応している(適応しているように振る舞ってしまうが内心はずっとびくびくしている)けど、仕事の達人になるでもなく、仕事向いてないからやめるという状態になるでもなく、中途半端で宙ぶらりんな状態。これがずっと続くのなら辛いなあ。そんな残業あったり、ブラックなわけでもないし、プライベート充実させれば良いじゃんと思っても、月曜日が来るのが毎週憂鬱です。

 

 

 

 

2023/08/10 よまいごと

サービス業の端っこみたいなところにいて、資格は持ってるけど学んだものが活かされる機会も少なく、人とのコミュニケーションで世渡りしていくようなそんな仕事で。

仕事で経験してることがスキルになってないっていうか、このまま自分仕事を辞めたとしても世間にこんなことができるってはっきり言えるものがないって言うのが辛い。

この歳になって世間にほっぽり出されたら路頭に迷うんじゃないかって。

自分で立てる力が欲しい。

だから自営とか、フリーランスの人ってすごいなって本当に思うし、自分も自分の力で仕事して稼げるように本当はなりたい。

今の仕事、俺じゃなくてもイイし、むしろオレでない方がいいとも思ってしまう。

2023/05/14

最近、『反恋愛映画論』という本を読んだ影響で、映画『花束みたいな恋をした』を見て、それが面白いのでポッドキャストで花束を語っている番組を探って、『文化系トークラジオLIFE』という番組の花束会を聴いて、そこに太田明日香さんという人がコメントを寄せていて、そのコメントは覚えてないけど、出演者の方が太田明日香さんの本を紹介していて、面白そうだなと思いそれで読んでみようと思って、『愛と家事』という本を読んだ。

母親や元夫との関係から、家族の在り方を問うエッセイで、愛情を前提としたというか言い訳にした関係性やシステムへの違和感が語られていた。婚姻制度が愛情を前提として設計されていると言及する箇所があったような気がするけど、読み返せばいいんだろうけどうろ覚えですいませんなんですが、そこを読んでハッとした。まあ、あらゆるものが何かの価値観に基づいているとは思うけど、そこ見てなかったなあと思った。

表面的には多様性って語るけど、結局多くの人は自分が理解できる形で人を理解したいから、それで安心したいから結局自分の分かる、それはつまりめんどくさくない結論を取ろうとする。

日常で、ある価値観を押し付けるような言動の人を見ると、すごいイラっとくることがあって、それは多分自分の価値観が危機に晒される感じがするからだと思っているんだけど。理解し合えないことに不寛容な人が嫌いと思ったり、理解できないことが付き合えない理由とか、許さない理由になるのかなって考えてしまうけど、まあ自分もそうか。

一応、人の生活を支援するような仕事をしているんだけど、そういう仕事をすればするほど、それをめちゃくちゃ感じる。家族は助け合うとか、人は生活上の安定が必要とか、まあ一面的にはそうなんだけど、それは一面的なことであって。

仕事上は正直クライアントの思考より、こっちの人間関係や職務の平穏の方が大事なので、こっちの思考を押し付けて物事を解決してる。それやらなきゃ福祉関係の仕事とかはめちゃくちゃになっちゃうだろうなとも思う。

自分も多様性に理解ある人だって思いたいけど、全くそうではないと思う。内面掘り返せば、偏見、差別心にあふれてる。それが出ないようにしてるけど、ふとした時にそれが漏れるのは怖い。

何が怖いって自分がドス黒い人間だってことではなく、人にそう思われるのが怖いんだろうけど。

何が言いたかったのかわからないけど、自分も矛盾をはらんでいるというか、でもそんなん語るほど人間関係が豊富なわけでなく、基本人が怖いから、人付き合いは苦手なので、閉じています。心を閉じています。だからこんなことを書いています。